タパとは?

タパとは、フィジーで古くから伝わる伝統的な柄のことです。 現地で古くから伝わるタパは、元々はタパという植物を紙状に伸ばし、茶色や黒色の植物の染料でブロックプリントして模様を一面に配置したもので、結婚式などお祝い事の際の服の生地として使用したり、イベントの際に壁に貼り装飾として使用したりします。現在では、その柄自体を「タパ柄」と呼び、その柄をプリントした布やグッズがフィジーよく売られています。

柄はこのように、一つ一つステンシルしていきます。
パターンの組み合わせで、全体のデザインを決めていきます。
柄にそれぞれ意味があり、平和や健康、繁栄など、
祈りが込められたものになっています。
全体の組み合わせにより、贈る相手へのメッセージが込められます。

中には、その村でしか使えない古くからその地に伝わる柄もあるそうで、特別な想いを込めることもあるそうです。

製品用には、タパ柄をプリントした布地を選び、使用することにしました。本来のタパ柄の色味に近い黒・茶色の配色のタパ柄生地をメインで使用しています。普段使いしやすい柄を選び、日ごろの生活に取り入れやすいデザインにしています。